「島TUNE音楽祭2013」祭りのあとreport  THE FREESIA

TFSA表紙

「島TUNE音楽祭2013」、4番目に登場したのは“THE FREESIA”。マッツン、MIKAによるユニットで横浜・川崎を中心に活動中。
今回はバンド編成での出演だったが、1曲目の「名の無き島」では2人で登場。1st CD 『歓びの花』に収録されているTHE FREESIAの人気曲である。アコーディオンが印象的なサウンドトラックで、若い二人の男女が語り合っているような曲だ。
もともとは、デュエット曲として作られたとのこと。自身が産まれ育った故郷の良さや、子供たちの未来や平和を語っていってほしいと、作詞したMIKAの想いが綴られている。また「歌があるところには喜びがある」と彼女自身の祖母から教わったことを、歌詞に用いられている。彼女の想いが込められた言葉を三線に乗せて、会場に広がっていった。

MCでは、「英語でTHE FREESIAと書いて、フリージアです!ザは発音しません!」と会場を沸かす。
2曲目の「赤田首里殿内」は、昔から歌い継がれている沖縄の童謡をTHE FREESIA風にアレンジ。FUNK調なベースライン、ギターのカッティングが気持ち良い。この曲では、マッツンもヴォーカルをとっている。サビでの二人のハーモニーが、ほんとうに美しい。今回のライブでは沖縄民謡は1曲だったが、いつものライブでは他の沖縄民謡も演奏している。

FREESIA3SET LIST
1.名の無き島
2.赤田首里殿内
3.ころに
4.ONE DAY

「いろんな形で、いろんな理由があって、会いたくなった人のことを思って作った曲です」と、MIKAのMCから3曲目の「ころに」。彼女の人への愛情、感謝が強く伝わってくるようだ。サビでは、“ころに ころにあなたに会える”と続く。この曲もまた、THE FREESIAにとって大事な1曲なのかもしれない。

「みんなにとって毎日が、良い一日でありますように。ONE DAY一日一善の歌」と始まった、最後の曲「ONE DAY」。冒頭の歌とギターのアルペジオの響きに、一気に心を持っていかれる。メロデイーとコードの響きが、とてもきれい。
FREESIA1“誰かの為に何かしたくて こうして歌うことにしたよ”
“さぁはじまるよこの音が 人の切なさ飛ばし心に響くまで”
“さぁ歌いだすよこの声が 世界の涙拭い 明日は晴れるように”
彼女が自身のためだけに歌っているのではなく、きっと聴く人すべてにその思いは届くだろう。
島で感じたこと、オバァに教わったことが溢れている。だから、MIKAの歌声には島のぬくもりを感じるのだろう。

残念ながら「ころに」と「ONE DAY」は現在のところ、CD化がされていない。たくさんの人に、THE FREESIAの思いを感じてほしい。

サポートメンバー・橋爪康介(ギター)・神代大輔(ベース)・上田ジョニ健史(ドラム)

FREESIA4PHOTO by 茂木孝文

 


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