「島TUNE音楽祭2013」祭りのあとreport ヘンザン タカヒロ

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沖縄の新世代アーティストを集めたイベント「島TUNE音楽祭2013」のトップを飾るのは、石垣島出身のヘンザンタカヒロ。沖縄音楽好きには言わずと知れた、ノーズウォーターズの歌とベースを担当している。アグレシッグなのに温かいベースの音と、優しい歌声が彼の持ち味だと言えるだろう。今回はバンドを率いてソロでの出演だった。

司会のパーランクが呼び込んで幕は開き、イベントが始まった。ドラムのビートに乗せて「最後まで盛り上がっていきましょ!」とヘンザンの掛け声に会場のテンションも上がる。1曲目は、昨年発売のソロアルバム『春色バラッド』に収録された「サンライズ」からスタート。“太陽が昇れば それは違うう一日だ”、と歌詞は続く。とても温かいポジティブな曲だ。

出演オファー時には、ヘンザンタカヒロの弾き語りをイメージして出演をお願いしたのだが、本番2週間前にヘンザン側からバンドで出演したいとの申し出を受けた。主催者側にとって意外ではあったが、バンド編成であるほうがより面白いと思ったため快諾。これをきっかけに急遽、出演順を組み直しオープニングをお願いしたいと打診して、実現した。想像どおり、オープニングはヘンザンタカヒロで間違いはなかったと思う。

島TUEN.h2SET LIST
1、SUNRISE
2、三線の花
3、願い
4、あじさい

2曲目は、石垣島の大先輩ビギンの「三線の花」。オリジナルよりも、テンポアップしたアレンジになっている。一度聞くと耳に残るのは原曲の良さもあるが、アレンジの良さもあるだろう。会場のお客さんも口ずさんでいる。
3曲目は『春色バラッド』収録の「ねがい」。爽快な8ビートにもどこか島の匂いや温かさがあり、石垣島出身のアーティストなんだと感じる。以前、箆柄暦(ぴらつかこよみ)の主催者である、はぎのかずまささんが「石垣島のアーティストにはブルースがある」とつぶやいていた。この言葉に尽きると思う。
そして最後は、ヘイザンタカヒロの代表曲「あじさい」。この曲を待ち望んでいたお客さんは、沢山いたはずだろう。“すばらしい毎日が君のためにあるんだぜ さぁ顔あげて笑え♪”。
ヘンザンタカヒロの歌は、本当にいい。石垣島で生まれ育てた彼の感性を、飾ることなく表現されている。
「島TUNE音楽祭2013」は、すばらしいオープニングを飾ることができた。
出演者が多いため、1組の持ち時間が少ないのが残念だ。いつかヘンザンタカヒロバンドでのワンマンライブがあったら、観てみたい。青空の下でのライブであれば、きっともっと気持ちがいいだろう。

島TUEN.h3

歌・ベース ヘンザンタカヒロ
Aギター・コーラス 具志堅巨樹(ストライクカンパニー)
Eギター・コーラス 石垣隆太(ストライクカンパニー)
ドラム・コーラス 若山“ワカ“雅弘
キーボード 田靡“ビッキー”達也

 
 


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