【HabuColumn】玉城久美子 #11 お正月の風物詩!?「カメーカメー攻撃」
By habu-connection On 4 1月, 2019 At 12:20 AM | Categorized As HABUコラム, 玉城 久美子 | With 0 Comments

【HabuColumn】玉城久美子
#11タイトル:お正月の風物詩!?「カメーカメー攻撃」

新年明けましておめでとうございます!
このコラムを読んでくださる皆様にとって幸多き年となりますよう、心より願っております。

さて、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
「沖縄で過ごしたよ」 という方も、きっといらっしゃいますね。
私は東京で過ごしておりますが、家族や親戚が大人数で集まることが多いお正月、沖縄県内各地で攻防戦が繰り広げられているであろう「カメーカメー攻撃」 について書いていきたいと思います。

「カメーカメー」とは、沖縄の方言で「食べなさい、食べなさい」という意味で、カメーカメー攻撃とは、お料理を次から次へと勧められ「もうお腹いっぱいだよ」と言っても通じず、「なんでねー?あなたが好きなものだから沢山作ったさー」などと重ねて勧められる様を表した言葉です。
特に女性のカメーカメー威力は大きく、歳を重ねるほど攻撃力が高まると言われています。
攻撃をかわすことができないと判断した時は、生ものや汁ものはその場でいただき、日持ちしそうなものは 「持って帰らせてもらいましょうね〜」と言って持ち帰ることも。
(持ち帰りの袋には倍量が詰められていたりしますが 笑)
沖縄の戦隊ヒーロー「琉神マブヤー(http://mabuyer.com/)」の必殺技ともなっているほど、沖縄では誰もが体験している光景です。

とはいえカメーカメー攻撃は、ネガティブな習慣では勿論ありません。
食べ物が豊富にあるわけではなかった時代を生き抜いてきた世代にとっては、子供たちにお腹いっぱい食べさせることが何よりの幸せ、そんな思いから根付いた文化です。

BEGINの名曲『オバー自慢の爆弾鍋』は、オバーのそんな想いが詰まった歌ですので、一部ご紹介します。
〜〜 中略 〜〜
“学ぶも 遊ぶも まずはご飯を食べてから
栄養 栄養 心にも まずは栄養つけてから
まずは栄養つけてから
〜〜 中略 〜〜
オバーの夢は 戦で亡くした人よりも
多くの人にこの鍋で オバーの手料理食べさせたい
オバーの手料理食べさせたい”
(以上、引用)

 

戦争を経験してきた祖父母の世代から 戦後生まれの世代にもその気持ちは受け継がれ、我が家の両親もカメーカメーの達人です。
帰省すると明らかに人数分以上の料理が用意されていて、その上 「そばもあるよ、チャーハンもあるよ・・・」と、まくし立ててきます。
父と母、二人揃っての攻撃は、歓迎の気持ちが嬉しい反面ちょっと大変でもあるのですが、かくいう私も、お教室にご参加の皆さん、遊びに来てくれる友人たちにカメーカメーしたい気持ちを抑えるのに毎回必死です。(笑)

たまに気持ちが溢れてしまったり「遠慮してないかな?」と心配になり、「プチかめーかめー」をしてしまうこともありますので、遭遇してしまった方は、その際はご容赦ください。(一度断られたら深追いはしませんので・・・)

食べることで栄養を摂ってもらいたい、笑顔になってもらいたい、という相手を思う気持ちであり、言わばコミュニケーションの一つですから。


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