【HabuColumn】玉城久美子 #14
By habu-connection On 15 2月, 2019 At 12:12 AM | Categorized As HABUコラム, 玉城 久美子 | With 0 Comments

【HabuColumn】玉城久美子
#14 黒糖の魅力を深掘りしてみよう 〜サトウキビの旬「新糖」の季節です〜

「ざわわ ざわわ ざわわ…」
「ウージの森で あなたと出会い…」
サトウキビ畑を舞台とした、とても有名な2曲ですね。

さて、12月末〜3月はサトウキビの収穫シーズンです。
この時期の沖縄では、刈り取ったサトウキビを荷台いっぱいに積み上げたトラックを見かけます。
気温が低下することで成長が緩やかになり茎中の糖分が増加するため、この時期に刈り取られたものが一番美味しいとされ、サトウキビは収穫と同時に一気に黒糖に加工されていくのです。
つまり、”収穫期=出来立ての美味しい黒糖が食べられる時期” というわけです。
新物の黒糖は「新糖」という表記で販売されますので、見かけた際は是非とも入手されることをオススメします。

ところで黒糖と一口に言っても、すごく沢山の種類の商品が売られていて、「どう選べば良いの?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
選択の基準は色々とありますが、今回は ①製造工程・原材料の違い、②産地の違い という2つのポイントをご紹介したいと思います。

① 製造工程・原材料の違い
大きく分けて、サトウキビの絞り汁だけを原料とした 「純黒糖(黒糖)」 と、原料糖(粗糖)糖蜜等に黒糖(またはサトウキビの絞り汁)を混ぜた「加工黒糖」に区分されます。

純黒糖はサトウキビ汁を煮詰めた独特の風味がダイレクトに感じられ、濃厚でリッチな味わいです。泡盛の古酒にもよく合います。
お米やワインなどと同じで産地が同じでも年によって味に差があり、まさに農産物をいただく醍醐味を楽しめますし、サトウキビのもつビタミンやミネラルが豊富なのも大きな特徴です。

一方の加工黒糖はバランスの良い味わいに整えられていますので、様々な料理や飲み物に合わせやすいというメリットがあります。
純黒糖の濃い味が苦手という方は加工黒糖の方が食べやすいと思いますし、塩入り、しょうが入り、ピーナツ入りなどのアレンジ黒糖をチョイスされるのも良いでしょう。

② 産地の違い
8つの島の純黒糖を食べ比べできる、可愛いミニパックを試してみてはいかがでしょうか?

 ▶︎ 八島黒糖(http://okinawa-kokutou.jp/?pid=43048563
西表島、粟国島、与那国島など それぞれの島で育まれたサトウキビは、味や香り、食感も様々。
甘味・酸味・苦味・塩味といった味わいの違いは勿論、しっとり・ホロホロといった食感の違いにも驚くのではないかと思います。
食べ比べてみて好みの黒糖が見つかったら、その島に行ったことがなくても愛着が湧いてくるかもしれません。

黒糖選択の2つのポイント、いかがでしたでしょうか?
ちなみに黒糖は隠し味としても良い仕事をし、例えばカレーに少し入れると、コクが加わり味を締める効果を発揮してくれます。

旬を味わったり隠し味に使ったりと、黒糖の魅力を色んなシーンで味わっていただければと思います。

※ 黒糖の製造工程については、詳細を省き大まかな工程のみを記載しています。

 
【参考文献】
・沖縄県黒砂糖協会ホームページ :http://www.okinawa-kurozatou.or.jp/
・日本黒砂糖協会ホームページ :http://japan-kurozatou-org.com/


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