【HabuColumn】玉城久美子 #21
By habu-connection On 24 5月, 2019 At 12:19 AM | Categorized As HABUコラム, 玉城 久美子 | With 0 Comments

【HabuColumn】玉城久美子
#21 沖縄柑橘の新たな目玉になるか!?希少な在来種「カーブチー」!

こんにちは。沖縄ライフスタイルアドバイザーの玉城久美子です。
5月も後半、「そろそろ夏休みの計画を・・・」とお考えの方もいらっしゃるでしょうね。
旅行先の候補に沖縄も入っていますでしょうか?

こちら東京近郊は、気候的にも夏の日差しや暑さを感じることも多くなりました。
酸味のある食べ物や飲み物を体が欲する、そして美味しく感じる季節の到来です。
ということで、今回は沖縄柑橘「カーブチー」についての情報シェアです。

「カー=皮、ブチー=分厚い」という名前の由来の通り、緑色の分厚い皮が特徴的な沖縄在来の柑橘類で、琉球王朝時代に宮廷に献上されていた「きっぱん」というお菓子にも使われています。
シークヮーサーよりは大きく、温州みかんよりは少し小さめという大きさ。

沖縄県本島北部・本部町や名護市が主な産地で、9〜11月頃に収穫され運動会の時期に出回っていたことから「運動会みかん」と呼ばれることも。
ちょっとイカツイ名前に反し、控えめな青々しい爽やかさ、ほんのり甘みを感じるすっきりとした酸味が特徴です。
香りによるリラックス効果も期待できるとのことから、エッセンシャルオイルなども商品化されています。

シークヮーサーに比べれば個性を主張する感じではないですが、その分、色々な料理や飲み物にも合わせやすい柑橘で、100%果汁のものを加糖せずにソーダで割るだけで美味しく、かつ食中に飲んでも邪魔になりません。

100%果汁、飲みやすいタイプのジュース、ジャム、ちんすこう、泡盛仕込みのリキュールなど、様々に商品化されているものの シークヮーサーやタンカンと比べると知名度はまだまだ低いのですが、その理由の一つは、カーブチーの生産量に関します。
現在は生産されている量が極めて少なく、沖縄で栽培されている柑橘類全体の内の、なんと1%未満。
沖縄県内で生食用のカーブチーが出回る期間も短く、貴重な果物というわけです。

とはいえ、個人的には、沖縄柑橘の新たな目玉になるのではないかと大きく期待しています。
その一番の理由は、何と言っても香りの良さ。
そして、色んな食材や調味料と合わせても主張しすぎず、それでいて存在感のある風味。
ソーミンタシヤー(そうめんチャンプルー)、納豆たらこスパゲティ、帆立フライ、ピクルスのマリネ液や焼肉のタレにちょい足し・・・我が家で試した組み合わせのバリエーションは枚挙に暇がありません(笑)
ビールに加えても苦味が気にならず、夏向きのクラフトビールのような味わいも楽しめます。

カーブチー関連の商品を関東近郊で見かけることは まだまだ少ないかもしれませんが、もし見つけることがあれば、買わなきゃ損です!ぜひお試しください。
ジュースや泡盛リキュール、ちんすこうなどはインターネットでも購入できます。
100%果汁については、2019年夏秋頃から東京都内アンテナショップでも販売開始となる予定とのことです。

○執筆協力○
有限会社 勝山シークヮーサー(沖縄県名護市勝山) http://www.mayaga.com/


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