【HabuColumn】玉城 久美子 #32
By habu-connection On 8 11月, 2019 At 12:42 PM | Categorized As HABUコラム, 玉城 久美子 | With 0 Comments

【HabuColumn】玉城久美子
#32 意外と知られていない?オレンジ色の完熟シークヮーサー

沖縄ライフスタイルアドバイザーの玉城久美子です。

肌寒さが増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
私はウチナーンチュながら夏の暑さが苦手で 春と秋が好きなので、とても嬉しく毎日を過ごしています。

さて 今回は、沖縄が誇る健康素材・シークヮーサーについて書きたいと思います。
シークヮーサーの知名度はここ数年でグングンと上がり、最近では「沖縄の柑橘で・・・」なんていう説明がほとんど要らなくなったことに、本当に驚きます。
今年は特に、自宅の最寄りスーパーで生の果実を見かけることができ、「いよいよ“普通に”買えるスタンダードな青果になったんだなぁ」と感慨深いです。

とはいえ、「シークヮーサー=緑色の実」とだけ認識している方もいらっしゃるかもしれません。
半分正解ですが、結論から言うと、
「シークヮーサーは完熟するとオレンジ色になります」
「温州みかんに比べると酸っぱいですが、生食も可能です」

「そんなことくらい知っているよ」とお思いの方、すみません!(汗)
今回のコラムは読み飛ばしてください!

ご存知ない方もいらっしゃるつもりで書いていきたいと思いますが、8月頃から実をつけるシークヮーサーは、緑色(青切り)のうちに収穫が始まり、生果実で販売されたり、ジュース等に加工されたりします。
青切りの生果実は、そのまま食べるというよりもお料理にかけたりと 調味料として使うことが多いですが、冬になるとオレンジ色になり、これが完熟シークヮーサー(フルーツシークヮーサー)と呼ばれ、生でも食べられるほど糖度も上がってきます。

では、青切りシークヮーサー果汁と完熟シークヮーサー果汁(ともに100%果汁について)の違いを簡単にご説明します。

【ノビレチン豊富!健康生活に〜青切りシークヮーサー】
特筆すべきは、なんと言っても「ノビレチン」という成分が豊富ということでしょう。
特に青い皮の部分に成分が多く含まれているノビレチンは、血糖値抑制や血圧抑制の機能があり、発がん抑制作用や、慢性リウマチの予防や治療にも効果が期待できると言われています。
青々しい爽やかな香りと 甘みの少ないキリッとした酸味は、ドレッシングや酢の物などと相性抜群。
ドリンクとして飲む場合の割り方は、シークヮーサー果汁:水(または炭酸水)=1:8〜10くらいが目安です。

【甘みと酸味のバランス良し、ヘスペレジンUP!〜完熟シークヮーサー】
実が熟するにつれ ノビレチンの含有量は減りますが、代わって 血流改善効果や生活習慣病の予防に効果的といわれる「ヘスペレジン」という成分は増えます。
完熟シークヮーサーのおすすめポイントは、「甘い香りと飲みやすさ」です。
青切りに比べて酸味や渋みが抑えられ、甘みも増すため、ゴクゴク飲んだりデザートを作るのにも向いています。
シークヮーサー:水の割り方の目安は1:5程度で、青切りの場合との割り方の違いからも、味の違いが判るのではないかと思います。

また、完熟してノビレチンの量が減るといっても、図にあるように、他の柑橘類に比べれば断然多いです。
「シークヮーサーの強い酸味がちょっと苦手。でもシークヮーサーって体に良いんでしょ?」と思っていらっしゃる方には、「完熟シークヮーサー」をぜひ一度お試しいただきたいものです。

完熟シークヮーサーの生果実は、沖縄県外で見かけることはまだ少ないですが、100%果汁は、アンテナショップやインターネットで購入可能。
体の健康に有用と言われる成分は皮に多く含まれているため、その面からも、果皮・果実を丸ごと絞って作られた100%果汁を選ばれることをお勧めします。

【執筆協力】
・ 有限会社 渡具知:http://ryukyuyakuzen.com/

【参考資料】
・ JAおきなわ「JAおきなわイチオシのシークヮーサー」
  http://www.ja-okinawa.or.jp/agriculture/fruit/shikuwasa/special/


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