町田エイサー祭りrepot
By habu-connection On 24 9月, 2012 At 11:36 PM | Categorized As HABUコラム | With 0 Comments

9月9日、日曜。快晴。

秋の気配が近づいた昼下がり、東京都町田市の町田駅前にて
エイサーイベントが開催されていたので、フラフラと思い立って行ってみた。     <>///



前日からの盛り上がりに引き続き、日曜の最終日は人がごった返していたが、
東急前の道路を封鎖した会場を含めて、大きな会場が4ヶ所も設けられ、
それぞれの場所でエイサーが観られるようになっている。


買い物てがらでも、少し歩けばエイサーをやっていて、
むしろ、エイサーからは逃れられない町ぐるみの確信的な「エイサー祭り」だ。
それならば、思いっきりエイサーを楽しんだほうがいい。
なんてったって町田エイサーは、かなり盛り上がっているんだから。
なかでも、その町田エイサーの隆盛に尽力した「町田琉」のエイサーは、ぜひ一度、ご覧あれ。

 

私が初めて沖縄でエイサーを観たのは、数年前。
時刻はすでに深夜をまわった旧盆で、沖縄の人たちが町中や
住宅街をエイサーで練り歩いていたのだ。
都会育ちの私には、想像できない光景で、
深夜に太鼓をたたいて歌いながら踊るなんて、都会では許されない。
その深夜の住宅街のどこかで行われているエイサーを、
観衆はエイサーの掛け声や音楽を頼りに探し出し、見つけると、ただひたすら見守る。
深夜の住宅街を練り歩くエイサーは、本当に幻想的で、情熱的で、
なのに粛々と行われていて、なぜだかとてつもなく神聖なものに思えた。

 

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沖縄から遠く離れた東京町田で、町田琉のエイサーを観たとき、
思い出したのは、あの沖縄の夜に観た忘れられないエイサーだったのだ。


まるで沖縄にいるようで、あのときの気持ちを思い起こさせ、
月並みだけれども、涙がこぼれそうになってしまうほど心がふるえる。
力強い町田流の太鼓を打つものは、私たちの胸をも打ち、
彼らが踊ったものは、エイサーではあるけれど、それだけじゃないものがある。
あの場所で観ていた観客であれば、それが一体なんなのかはきっと分かると思う。
沖縄の文化はここにもちゃんと息づいているんだ、と思わずにはいられなかった。

この感動をまた味わえるのなら、何度だって足を運んだっていい、
そしてもう一度、私たちの胸を打ってほしいと思える。

それが町田で観られるエイサー、なのだ。

 

 

 


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